1年振りの名古屋公演に寄せて、鬼太鼓座・音頭取 松田惺山氏より
メッセージをいただきました!ぜひお読みください。
「鬼太鼓座の旅は地球の夢」
平和を求めての果てしない旅は53年目に突入しました。
コロナ禍も鬼達にとっては、鍛錬の日々として通り過ぎ、足掛け3年、鬼太鼓座創立50周年事業へ備えての時間は、仕切り直しの記念公演へ向け十分な時間となったように思います。
鬼太鼓座50周年記念公演 「DRAMA 開天闢地-鬼太鼓座 巡礼の時-」遂にご縁が深い名古屋の地で決行します!
和太鼓や笛尺八等、「日本の音」は世界の国々の中ではかなり個性的な響きで、「なんだこれは」という要素を含めて、大変興味を持って頂けます。
鬼太鼓座の最大の武器はこの「日本の音」であり、日本の音が持つ複雑な倍音や楽音以外の雑音に近い波動を含む複雑さや深さは、日本人・日本文化を象徴する個性に他なりません。
鬼太鼓座の創始者「田耕(でん たがやす)」は、この独特の文化を引っ提げて、和太鼓を中心とした表現団体を世界へ送り出したのです。
創始者の心意気を純粋に受け継ぎ、今回の名古屋公演へ向けて、鬼太鼓座が次の50年を考える上で大きな準備企画を開始しました。
地元の和太鼓を愛する若者たちと共にワークショップ、協働を通して、同じ舞台を踏み波動を共有する企画です。
これをきっかけに、少しでも多くの若者たちが日本伝統文化である「日本の音」に興味を持って頂ける事を望みつつ、一緒に世界を旅するきっかけができればと切に思います。
ぜひこの歴史的企画の第一歩にお立ちあい頂ければ幸いです。
鬼太鼓座 松田惺山
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